サップ初心者向けの乗り方や楽しみ方をご紹介!

SUP(スタンドアップパドル)とは?

Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドル)の頭文字を取った「SUP」は、ハワイで発祥したマリンスポーツです。 サーフィンボートよりもやや大きい板を湖や海に浮かべ、その上に立ってパドルを漕いでゆっくり移動するのが、基本的なSUPの楽しみ方です。
SUPは、古くから水上を移動する一つの手段されてきましたが、1960年頃から大衆向けのマリンレジャーとして認知され始めました。そして、2004年頃から競技スポーツとして世界中に普及し、最近では日本の観光地やリゾート地の娯楽としても広まっています。
SUPボードはシーンによって使い分けされる!
SUPボードは主に4種類に分類され、シーンに合わせて使い分けされています。 初めてSUPに乗る人には、コントロールしやすいオールラウンドタイプがオススメで、他にも以下のような種類があります。
オールラウンドタイプ | 汎用性が高く、初心者向けのタイプ。ツーリング・フィッシング・ヨガなどさまざまなシーンで使用されている。 |
レースタイプ | 先端が尖った形状で、スピードが出やすいため競技用として使用されている。浮力は大きいが、幅が狭くバランスを取るテクニックが必要。 |
ウェーブタイプ | サーフボードのような形状で、波の乗りやすさを重視された作りになっている。幅広で乗りやすいタイプもあり、初心者でもサーフィンやツーリングに活用できる。 |
インフレータブルタイプ | ポンプで空気を膨らませるタイプで、折りたたんで持ち運び可能。手軽に扱えるため、ツーリングを楽しみたい人を中心に人気。ただし、側面の面積が広く、風の影響を受けやすい。 |
オールラウンドタイプ |
汎用性が高く、初心者向けのタイプ。ツーリング・フィッシング・ヨガなどさまざまなシーンで使用されている。 |
レースタイプ |
先端が尖った形状で、スピードが出やすいため競技用として使用されている。浮力は大きいが、幅が狭くバランスを取るテクニックが必要。 |
ウェーブタイプ |
サーフボードのような形状で、波の乗りやすさを重視された作りになっている。幅広で乗りやすいタイプもあり、初心者でもサーフィンやツーリングに活用できる。 |
インフレータブルタイプ |
ポンプで空気を膨らませるタイプで、折りたたんで持ち運び可能。手軽に扱えるため、ツーリングを楽しみたい人を中心に人気。ただし、側面の面積が広く、風の影響を受けやすい。 |
初心者がSUPを楽しむ場合は、乗りやすさを配慮したレンタル商品が選ばれます。マイボードの購入は、体験ツアーで何度か挑戦してみてから自分に合ったタイプを選ぶのがオススメです!
SUPパドルは技術レベルで使い分けされる!
SUPを漕ぐ時に必要なパドルは主に4種類に分類され、シーンや技術レベルで使い分けされています。
グラスファイバー製パドル | 耐久性や重量はカーボンとアルミの中間にあたり、バランスが取れた性能。コストパフォーマンスに優れており、初心者にもオススメ。 |
カーボン製パドル | 軽量かつ強度が高く、スピード勝負の競技用向けとなっている。比較的高価なため、初心者にはあまりオススメされない。 |
アルミ製パドル | アルミニウムでつくられているため強度に優れているが、重量は重い。SUPパドルの中では最も価格が安い傾向にある。 |
アジャスタパドル | シーンに合わせてパドルの長さを調整できるタイプ。重量は重めで、基本的にクルージングで使用される。 |
グラスファイバー製パドル |
耐久性や重量はカーボンとアルミの中間にあたり、バランスが取れた性能。コストパフォーマンスに優れており、初心者にもオススメ。 |
カーボン製パドル |
軽量かつ強度が高く、スピード勝負の競技用向けとなっている。比較的高価なため、初心者にはあまりオススメされない。 |
アルミ製パドル |
アルミニウムでつくられているため強度に優れているが、重量は重い。SUPパドルの中では最も価格が安い傾向にある。 |
アジャスタパドル |
シーンに合わせてパドルの長さを調整できるタイプ。重量は重めで、基本的にクルージングで使用される。 |
SUPをレジャーとして楽しむ場合は、グラスファイバー製が使用されることが多く、初心者でも扱いやすいです。パドルの種類によってコントロールの難易度が変わるため、それぞれの特徴を理解した上で選びましょう!
SUPは海でも川でも楽しめる!
SUPは「海」「川」「湖」で体験することができ、場所によって難易度や環境が異なります。
初心者向けなのが静水の湖で、水流の影響を受けないことからSUPボードをコントロールしやすくなります。海や川は環境によって難易度が大きく異なり、波が穏やかなら初心者でも楽しむことができ、波が激しい場合は中級者以上のレベルが推奨されます。
まずは、波が穏やかな場所でSUPデビューするのがオススメです。
SUP(スタンドアップパドル)のさまざまな楽しみ方

SUPの人気の秘密は、SUPボードが一つあればさまざまな楽しみ方ができるという点です。
ただ一人で立って漕ぐだけではなく、ツーリングやフィッシングなどもできるため、1度では遊びきれないほどのポテンシャルを秘めています!では、具体的にどのような楽しみ方があるのかをそれぞれ紹介していきます。
まずはツーリングでSUPの魅力を体験!
基本的な乗り方は、決められたエリアを立って漕ぐSUPツーリングです。観光地やリゾート地でもSUPツーリングを体験できるケースが多く、「SUPとは何か」を知りたい初心者にオススメです!
初めはバランスを取るのが難しいですが、体験ツアーであればガイドが乗り方や漕ぎ方のコツを丁寧にレクチャーしてくれます。
操縦に慣れてくると辺りの景色を見渡す余裕もできますので、貴重な水上の旅を満喫できるでしょう!
カヤックスタイルならのんびり読書も楽しめる!
座って乗ることもできるSUPなら、カヤックスタイルでパドルを漕ぎながら移動することも可能です。
SUPボードがインフレータブルタイプの場合、カヤックシートが付いているので座りやすい仕様になっています。ボードに立つよりも座った状態の方が安定性が増すため、水上でのんびりと読書を満喫するのもオススメです!
ツーリングをして疲れたらカヤックスタイルで休むということもできますので、初体験の時に覚えておくと便利です!
SUPフィッシングで沖釣を満喫しよう!
ここ数年で人気が高まってきたのが、SUPボード上で魚釣りを楽しむSUPフィッシングです。静水の湖や、波が穏やかな沖でSUPフィッシングが可能で、陸からは届かない穴場スポットを独り占めすることもできます!
SUPボードは、バランスを取りやすいオールラウンドタイプやウェーブタイプを選ぶのがポイントです。バランス感覚に自信がない人でも、SUPボードに座った状態で釣りができるため、初心者でも十分に楽しめるでしょう。
ただし、初心者でSUPフィッシングをする場合は、安全面を考慮して、ガイド付きの体験ツアーで挑戦することをオススメします。
難易度の高いサーフィンもSUPなら挑戦しやすい!
初心者は立つことすら難しいサーフィンですが、SUPボードなら手軽に波乗りできます。SUPボードはサーフィンボードよりも浮力が高く、ボードの面積が広いため、初心者でもテイクオフ(波乗り)が実現しやすくなります!
ただし、波の高い場所でのSUPボード使用はオススメされませんので、あくまでサーフィン感覚を楽しめるものだと考えておきましょう。
水上のヨガで大自然の力を吸収!
意外な楽しみ方がSUPボードの上でのヨガです!
水上をゆらゆらとするSUPボードの上で行うヨガは、バランス感覚が養われ、より体幹が鍛えられるでしょう。何より、大自然の中で太陽の光や爽やかな風を受けながら、ヒーリング効果を得られるのはSUPならではの魅力です!
仕事で溜まったストレスを発散したい人は、SUPボード上のヨガを楽しんでみてはいかがでしょうか。
操縦に慣れたらリバーSUPに挑戦してみよう!
リバーSUPとは、ラフティングのように川下りをする楽しみ方で、一気にドキドキ感とスリル感が増します!
森に囲まれた川を自然の力を利用して下る感覚は、海のツーリングなどでは味わうことができません。ただし、エリアによって水流が激しいこともあり、SUPの操縦に慣れていない初心者はガイドのサポートや十分な訓練が必要です。
小型のボートではなく1枚のボードに乗って川下りするスタイルは、ラフティング経験者でも新しい興奮を味わえるでしょう。
SUP(スタンドアップパドル)初心者は体験ツアーに参加しよう!

SUPの需要は数年前と比べるとかなり高まっており、初めてSUPに挑戦する人へ向けたさまざまな体験ツアーを旅行会社が企画しています。
体験ツアーなら、専門知識と豊富な経験を備えたガイドからSUPをレクチャーしてもらえるため、初心者でも安心です!
では、具体的にどのようなツアーが行われているのかを詳しく紹介していきます。
ガイドが乗り方を丁寧にレクチャーしてくれるから安心!
SUP体験が初めての人でも、SUPのことを知り尽くした経験豊富なガイドが乗り方をレクチャーしてくれるため安心です!
ショップで着替えをした後は、まずは陸上でSUPパドルを使った漕ぎ方をレクチャーしてもらえます。パドルの持ち方から手首の返し方まで細かく教えてもらえますので、必要なスキルを身に着けた状態で水上でのSUP体験が可能です。
ライフジャケットを身に着けた後、いよいよ水上のSUPボードに乗ります。座った状態でパドリングをして沖に出た後、立ってバランスを取る練習を行い、教わった通りにパドリングしてSUPボードをコントロールしましょう。
操縦に慣れてきたら、予め決められたコースをまわって大自然の中での水上散歩を楽しみます!
SUP体験ツアーなら予備知識なしでも楽しめる!
SUP体験ツアーは、予め決められたプランに沿って手軽にSUPを体験できる内容になっています。
一般的なSUP体験ツアーの流れをまとめましたので、参考にしてください。
- 集合場所でガイドと合流する
- バスなどで現地に移動し、着替えて準備する
- ガイドから注意事項や専用器材の説明を受ける
- まずは陸上でSUPボードやパドルを使ったレッスンを受ける
- 浅瀬にSUPボードを浮かべてバランスを取る練習をする
- 沖までSUPを移動させてパドリングを実践する
- 操縦に慣れたら水上の散歩を楽しむ
- 実践終了後、着替えてその場で自由解散
半日の体験ツアーの場合、体験時間はレッスンを含めて3時間くらいで、暗くなる前に自由解散になります。
丸一日の体験ツアーなら、午前と午後に分けて2回以上SUPに乗れますので、たっぷり楽しみたい人にオススメです!
インターネットからならツアー申込も簡単!
最もスムーズに申込できる方法は、旅行会社のWebサイトを活用した方法です。 SUP体験ツアーの情報が満載のポータルサイトを利用するのがオススメで、以下の簡単な手順で申込・予約ができます。
- 旅行会社のWebサイトでお気に入りのツアーを探す
- ツアー情報を確認したあと、予約リクエストをする
- 支払いを済ませて予約を完了させる
- 各種案内を受け取り、当日必要なものを準備をする
SUP体験ツアーの料金相場はどのくらい?
料金は実践時間やサービス内容によって変わり、半日のツアーなら5,000円〜7,000円、丸一日のツアーなら8,000円〜12,000円くらいが相場です。 子どもと一緒に楽しめるプランもたくさんありますので、ツアーの情報量が多いポータルサイトでじっくり探してみましょう。
水着やバスタオルなどを持参しよう!
SUPボードやライフジャケットは現地でレンタルできますので、以下のようなアイテムを参加者が持参する必要があります。
- 水着
- バスタオル
- ラッシュガード
- 濡れてもいい服
- 日焼け止め
- 防水カメラ
- 防水ポーチ
ガイドの顔が事前に分かる体験ツアーがオススメ!

SUP体験ツアーを申込する旅行会社を選ぶ際、「サービスは充実しているのか?」「ガイドの質は問題ないのか」と不安になる人もいるでしょう。
満足度の高い体験ツアーを選びたい人は、サービス内容と併せてガイド情報を詳細に説明しているかどうかに注目しましょう。
たとえば、どんなガイドが来るかわからないツアーはなるべく避けて、ガイドの顔もプロフィールも事前に分かるツアーを選ぶことで、充実したSUP体験を堪能できるでしょう。
ガイドの顔と性格を事前に把握しておくと、ツアー開始直後の緊張感もほぐれ、SUP体験中のコミュニケーションをとりやすくなることで安心感が増します!
もし、数ある旅行会社選びに悩んだ場合は、ガイド情報がどの程度充実しているかチェックしてみてください。