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ろくろ、陶芸体験はカップルに大人気!

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更新日:2022/01/01
Higaeri 編集部

日本には、100年以上の歴史を誇る数々の伝統工芸が存在します。その中でも、粘土を成形して造形物を作る陶芸は、全国的に知名度の高い伝統工芸として知られています。


陶芸体験は観光地で人気のレジャーとなっており、古くから伝わる技法を使って、オリジナルの食器や器類を作ることが可能です。


本記事では、陶芸で作られる陶器と磁器の違いや、陶芸体験を楽しめるツアーについて詳しく紹介していきます。

陶芸体験とは?

「 焼き物」とも呼ばれる「陶芸」は、粘土を人の手で成形して窯で焼き上げ、強度を高めて硬化させた器などを作る工芸のことです。

陶芸体験とは、古くから伝わる伝統的な技法を使い、陶磁器作りを体験することをいいます。 たとえば、茶碗や皿などの食器類や花器、一輪挿し・壺などの陶磁器作りを体験でき、オリジナル作品を作って持ち帰ることが可能です。 歴史のある工房の中で、職人やガイド監修のもと陶芸体験ができるため、観光地での人気レジャーとなっています!


陶器と磁器とは原材料で区別される!
陶器と磁器を比べると、以下のように仕上がりに影響する原材料に明確な違いがあります。

  • 陶器:粘土50%:長石:10%:珪石40%
  • 磁器:粘土30%:長石:30%:珪石40%
粘土が多く使われている陶器は、10%近くの吸水率を持つケースもあり、素地は穴ぼこだらけで光を遮断します。一方で磁器は、半分以上がガラス質となるため光を通し、叩くとカンカン音がするのが特徴です。

色や厚みに関しても違いがあり、陶器は鉄分が含まれた自然原料の粘土を多く使用することから色が付き、厚みのある作品に仕上がります。鉄分が少ない原料を多く使用する磁器は白さのある見た目になり、陶器と同じ厚めで作っても仕上がは薄めになります。 それぞれ違った個性があるため、手にとって触ってみるとより味わいを感じ取ることができるでしょう。

歴史ある陶芸「日本六古窯」づくりも体験できる

中世に誕生し、今も生産が続いている代表的な6種類の窯を「日本六古窯」と呼びます。 日本六古窯は、朝鮮半島や中国大陸から伝わった製法や技術から誕生した窯とは異なり、日本古来の味わいと個性を持った窯として評価されています。 以下の6種類が、日本六古窯とされている陶磁器とされており、それぞれの産地で陶芸体験可能です!

①九谷焼(くたにやき)
②美濃焼(みのやき)
③有田焼/伊万里焼(ありたやき/いまりやき)
④唐津焼(からつやき)
⑤薩摩焼(さつまやき)
⑥萩焼(はぎやき)

日本六古窯を対象にした陶芸体験ができる場所や、作品の特徴などを紹介していきますので、興味のある人は参考にしてください!


九谷焼|石川県加賀市などで体験可能!
九谷焼は、江戸時代前期に大聖寺藩領の九谷村で生産された陶磁器で、産地の石川県加賀地方を中心に陶芸体験可能です! 五彩手という色鮮やかな画風と豪快な文様が施された見た目が特徴的で、上絵の具は800種類程度焼き付けられています。

19世紀頃には、金沢市を中心に春日山窯・若杉窯・吉田屋窯などが作られるようになりました。現在は、金沢市から加賀温泉郷辺りまでの地域で、個人作家の一点品から量産品まで作られています。


美濃焼|岐阜県東濃地方などで体験可能!
美濃焼は、岐阜県の東濃地方の一部で製作されている陶磁器の総称です。

織部焼・志野焼・黄瀬戸・黒瀬戸などが代表され、土岐市・多治見市・瑞浪市などで陶芸体験できます。 朝鮮半島からろくろ技術と窯が伝えられた時に、美濃焼が生まれるきっかけとなった須恵器も一緒に日本に伝えられた歴史があります。そして7世紀頃、愛知県の一部の地域にあった須恵器窯群から、須恵器の焼き方が美濃に伝えられたことで、美濃焼が地域に根付いていきました。

美濃焼の魅力は、淡い色合いが施されたさまざまな文様や、柔らかな素地の質感などにあります。現在、和食器の全国生産の6割以上が美濃焼で作られているほど、知名度の高い陶芸です。


有田焼/伊万里焼|佐賀県有田町などで体験可能!
有田焼/伊万里焼とは、17世紀頃、豊臣秀吉の朝鮮出兵で連れてきた朝鮮の陶工が焼き始めた陶磁器のことです。 産地は佐賀県有田町となっており、周辺の地域などで有田焼/伊万里焼の陶芸体験ができます! 江戸時代に主に有田で作られていた磁器を伊万里焼と呼び、当時の作られた作品は「古伊万里」として現在も存在しています。

有田焼/伊万里焼の魅力は、柿右衛門様式や金襴手などの珍しい絵付技術で施されたデザインにあり、国内だけではなく海外からも高評価を受けています。


④唐津焼(からつやき)
唐津焼は、安土桃山時代に誕生した伝統的工芸で、産地である佐賀県唐津市を中心としたエリアで陶芸体験可能です! 諸説ありますが、一説では1580年代頃に、岸岳城城主波多氏の領地で作られていた陶磁器から発展したといわれています。

唐津焼は、粗目の土を使って焼かれた独特の手触りと、多岐にわたる装飾技法でで作られたデザインが人気で、多くの茶人から「一楽二萩三唐津」といわれるほど愛されています。


薩摩焼|鹿児島県鹿児島市などで体験可能!
薩摩焼は、主に鹿児島県鹿児島市・指宿市・日置市などが産地とされて、周辺エリアで陶芸体験可能です。 薩摩焼の歴史は古く、15世紀に薩摩藩17代藩主島津義弘が、朝鮮出兵で連れてきた陶工によって、後の薩摩焼へと発展する技法が伝えられました。

薩摩焼の種類は主に、クリーム色っぽい白地に色鮮やかな絵付けがされた「白もん」と、鉄分が多く含まれた粘土で作られた黒や褐色の「黒もん」の2種類に分けられ、国内外で高い需要と人気があります。 さらに細かく、苗代川系・竪野系・龍門司系・平佐系・西餅田系・種子島系といった6種類の異なる技法があり、苗代川系・龍門司系・竪野系の3種類は今でも窯場が残っています。


萩焼|山口県萩市などで体験可能!
萩焼は、安土桃山時代に朝鮮出兵で連れてきた陶工によって伝えられた技法から発展した、伝統ある陶芸です。 山口県萩市が萩焼の産地となっており、周辺エリアの工房やショップで陶芸体験ができます!

萩焼が世間に広まったのは、萩藩の毛利輝元が関ヶ原の戦いに敗れて領土を削られ、長州の萩に移った後といわれており、萩の松本村という所で萩焼が焼かれていたようです。 焼き締まりの少ない粘土を焼いて作った萩焼は、柔らかな風合いと何ともいえない侘びた味わいが特徴的で、使い込むほど色合いが変わることから「萩の七化け」と呼ばれています。

陶芸体験で触れられる3つの技法を紹介

陶芸は、とても歴史の中で現代に伝えられた伝統的な技法を使い、職人の手によって行われています。 そんな陶芸を「見てみたい」「触れてみたい」という願いを叶えてくれるのが、工房で陶磁器作りを体験できる「陶芸体験」です。

陶芸体験では、最もポピュラーな電動ろくろを使った陶芸をはじめ、以下の3つの技法を活用して陶磁器作りを楽しめます。

①電動ろくろ
②手びねり(ひもづくり)
③タタラ成形(たたらづくり)

それぞれの技法でどのように陶磁器が作られていくのかを、簡潔に説明していきます。


映画でお馴染みの陶芸体験ができる電動ろくろ!
電動ろくろを使った陶芸では、自動回転式の土台に粘土を置いて器を成形する製作工程を体験できます。

まず、原料を合わせて作った粘土を回転台に乗せて固定します。その後、自動回転させた粘土に手のひらや指で触れて、左右対称の器を成形する流れとなります。 イメージ通りの形を成形するには、熟練したスキルとセンスが要求されますが、陶芸体験では職人によるサポートがあるため、初心者でも陶磁器を完成させることが可能です!

映画「ゴースト/ニューヨークの幻」で見たような定番の陶芸を体験できることから、最も知名度が高く、人気の技法とされています。


自由度の高い作品づくりは手びねりがオススメ!
手びねりは、陶芸が誕生した当時からある技法で、回転台を使わずに手で粘土をこねて成形します。

まずは、土台の上で粘土を薄く伸ばした後、手のひらで紐状にして1本づつ積み重ねて器の形にします。その後、手で形を整えて、釘彫り調という道具を使って装飾を施す流れとなります。

手びねりは、作る作品のサイズや形に制限がなく、アイディア通りに自由に陶磁器を作ることが可能です。

電動ろくろと比べて製作時間はかかりますが、誰でも簡単に陶磁器を作れるため、小さいお子さんと一緒に家族全員で楽しめます!


タタラ成形で芸術的な作品を作ろう!
タタラ成形(たたらづくり)は、タタラという板状の粘土を手で成形し、面積が広めの器を作る技法です。

まず、土台に置いたタタラを麺棒で均等な厚さに伸して、手で必要な形に成形します。その後、形が崩れないようにストッパーなどを取り付けた後、表面にサインを書いて焼く流れとなります。

タタラ成形では、シンプルな形の器から変わった形の器まで作ることができ、タタラ同士の組み合わせで棒状や箱状の陶磁器にすることも可能です。 また、スリップウェアという装飾技法を使うことで、タタラの表面にオリジナルデザインを施すこともできるため、芸術的な作品に仕上げることもできます!

陶芸体験ツアーでオリジナルの陶磁器を作ろう!

全国各地に根付いた歴史ある陶芸に触れたい人は、旅行会社が開催している陶芸体験ツアーに参加してみましょう。 体験ツアーなら、経験豊富なガイドが丁寧にエスコートしてくれるため、とても手軽に陶磁器作りを楽しむことが可能です!

陶芸体験ツアーの具体的な内容や申込方法、料金相場などを紹介していきますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。


陶磁器を作る工程を楽しもう!
陶芸体験は、陶磁器を作っている工房やショップで、職人やガイドの指導のもと陶磁器作りを楽しめます。 ツアーによってどの製作工程から体験できるか異なりますが、一般的な電動ろくろを使った陶磁器作りの流れは以下のようになっています。

  1. 職人やガイドから注意事項と工程の流れが説明される
  2. 焼き上げる作品の形状・色・模様を決定する
  3. 職人やガイド指導のもと、電動ろくろの天板に粘土を乗せて回転させ、手で成形していく
  4. 成形した粘土を窯に入れて、釉薬をかけずに600度〜900度くらいの高温で素焼きする
  5. 呉須という絵の具を使って下絵付けをする
  6. 釉薬をかけてガラス質の膜をつくる
  7. 再び高温の窯に入れて本焼きし、全体的に固めて完成
体験時間は1時間半〜2時間くらいで、長くても3時間以内で終わるケースが多いです。 ツアーによっては、紐状になった粘土を積み上げながら作る「ひもづくり」や、薄く板状にした粘土を立体的に成形する「たたらづくり」も体験可能となっています。


完成した作品は後日受け取ろう!
陶芸体験では、焼き上げる段階まで楽しむことができ、完成した作品は後日郵送で受け取れます。

一般的に、1ヶ月半〜2ヶ月くらいで届くようになっており、直接工房に出向いて受け取ることも可能です。当日お土産として持ち帰ることはできませんが、郵送にすれば荷物がかさばる心配もなく、安全に届けてくれます。

「大きな花瓶を作りたいけど持ち帰るのが大変…」という心配も入りませんので安心してください!


陶芸体験ではどんな陶磁器を作れる?
陶芸体験の魅力的なポイントは、作れる陶磁器の種類がとても豊富という点です。 とくに人気のある陶磁器は、茶碗やお皿、フリーカップなどの食器類で、他にも以下のようなさまざまな陶磁器を作ることができます!

  • ご飯茶碗
  • フリーカップ
  • 小鉢/盛皿
  • 洗面ボウル/手洗いボウル
  • コーヒーカップ/マグカップ
  • カフェオレボウル
  • ビールジョッキ
  • 湯呑/急須/茶香炉
  • とっくり/おちょこ/冷酒カップ
  • アロマポット
  • 花器/一輪挿し/壺
どのような陶磁器を作れるかは、ツアー詳細や工房(ショップ)のWebサイトなどで確認しましょう!


Web申込なら陶芸体験ツアーの参加も楽ちん!
全国各地の工房で行われている陶芸体験ツアーは、旅行会社Webサイトから簡単に申込可能です。 実際にWeb申込をする場合、以下のような流れで体験までスムーズに進められます。

  1. 旅行会社のツアー一覧から好きなツアーを選ぶ
  2. ツアー詳細ページの予約リクエストから、必要事項を入力する
  3. 料金を支払って予約を完了させる
  4. 各種案内を受け取って読んだ後、指定された日時に集合場所へ行く
  5. 集合場所でガイドと合流し、いざ体験へ
体験ツアーなら、現地に集合するだけで後はガイドが丁寧に案内してくれるため、とてもスムーズに陶芸体験ができます!


陶芸体験の料金相場はいくらくらい?
陶芸体験は、「何をどのくらい作るか」「どのくらいの時間をかけて作るか」などで料金が異なります。

一般的には、3,500円〜,5,000円くらいが相場となっており、複数の作品を作って持ち帰れる体験などは8,000円以上かかるケースもあります。 数千円で本格的な陶芸を体験でき、実用的な陶磁器を作れますのでとてもお得です!


陶芸体験に必要な準備は?
陶芸体験は、専用道具や器材がすべて工房に用意されているため、汚れてもいい服を用意すれば後は何も準備する必要がありません。 手ぶらでも問題ないため、旅行先でも手軽に参加できるのが体験ツアーのメリットです!

ツアー選びはガイドの顔が事前に分かるポータルサイトがオススメ!

陶芸体験は全国各地の工房で体験できるため、どのツアーを選んでいいか悩む人も多いでしょう。 満足度の高い陶芸体験を望む人は、陶芸体験ツアー情報を豊富に取り扱っているポータルサイトを活用して、経験豊富なガイドが同行してくれるツアーから選ぶようにしましょう。

体験ツアー成功のポイントは、「ガイドの顔・性格・経歴などがツアー参加前に確認できるツアーから選ぶ」というものです! ガイドの顔やプロフィール情報が事前に把握できることで、「どんな人が来るか」をイメージでき、経験豊富なガイドであれば当日安心して陶芸体験に臨めるでしょう!

初めての陶芸体験でも、どのように楽しむかをガイドが丁寧に教えてくれますので、充実した体験にしたい人は、ガイドの顔が事前に分かる旅行会社のポータルサイトをチェックしてみてください。

まとめ

陶芸の歴史はかなり古く、伝統技術が各地に広まり始めたのは5世紀以降となっています。 日本を代表する陶芸には、九谷焼や美濃焼などを含む「日本六古窯」があり、伝統的な技法と技術によって作られた作品は国内だけでなく、海外でも人気があります。

陶芸体験ツアーでは、陶磁器を作る職人や工房を間近で見れることができ、尚且、実際に製作工程を体験可能です。完成したオリジナル作品は郵送で受け取れるため、手ぶらで参加できる手軽さもあります。

「陶芸体験をしてみたい!」と考えている人は、全国各地の陶芸体験ツアー情報が満載のポータルサイトをチェックしてみてください。 ガイドの顔やプロフィール情報が詳細に掲載されているサイトなら、満足度の高いツアーを体験できますので、お気に入りのツアーをじっくり選定してみましょう!

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