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スキューバダイビング初心者必見!ライセンス費用

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更新日:2022/01/01
Higaeri 編集部

美しい海の中を気持ちよく浮遊できるスキューバダイビングは、マリンレジャーの中でも人気のアクティビティです。スキューバダイビングに興味のある人は「どうやって始めるんだろう」「初心者でも楽しめるのかな」と疑問に思うでしょう。


本記事では、スキューバダイビングの基礎知識や初心者でも楽しめる方法を、わかりやすく紹介していきます。

スキューバダイビングとは

スキューバダイビング(スクーバダイビング)とは、水中で呼吸ができる専用器材を使って、水中、または海の中に潜るスポーツのことです。 「Self Contained Underwater Breathing Apparatus」の頭文字を取った「SCUBA(スクーバ・スキューバ)が由来であり、日本語に直訳すると「独立した水中呼吸装置」という意味になります。

スキューバダイビングは、保護スーツ・スイムフィン・ウエイトなどを身に着け、スキューバ器材(酸素ボンベなど)を背負うことで、水中でも呼吸をしながら自由自在に遊泳できます。水中に滞在できる時間は、だいたい1時間くらいになります。

ただし、一人でスキューバダイビングを楽しむには、ライセンスの取得が必要です。ライセンスを持っていない場合は、ライセンスを持ったインストラクターの同伴があれば「体験ダイビング」として、スキューバダイビングを体験できます。


ダイビングの種類を知っておこう!
水中を潜って楽しむダイビングは、スキューバダイビングをはじめ、以下のような種類と特徴があります。

スキューバダイビング 水中呼吸装置を背負い、水中や海の中を潜って楽しむスポーツ。
スキンダイビング 水中呼吸装置を使わず、フィン・水中マスク・シュノーケリングなどを身に着けて潜水を楽しむ。
フリーダイビング フィン・水中マスク・シュノーケリングの3点セットで潜水し、潜る深さや長さを競うスポーツ。
ドルフィンスイム フィン・水中マスク・シュノーケリングなどを身に着けて、イルカといっしょに泳ぐことを目的にしたアクティビティ。
シュノーケリング フィン・水中マスク・シュノーケリング・シュノーケリングベストなどを身に着けて、海の水面や浅い水中を観察して楽しむアクティビティ。
スキューバダイビング
水中呼吸装置を背負い、水中や海の中を潜って楽しむスポーツ。
スキンダイビング
水中呼吸装置を使わず、フィン・水中マスク・シュノーケリングなどを身に着けて潜水を楽しむ。
フリーダイビング
フィン・水中マスク・シュノーケリングの3点セットで潜水し、潜る深さや長さを競うスポーツ。
ドルフィンスイム
フィン・水中マスク・シュノーケリングなどを身に着けて、イルカといっしょに泳ぐことを目的にしたアクティビティ。
シュノーケリング
フィン・水中マスク・シュノーケリング・シュノーケリングベストなどを身に着けて、海の水面や浅い水中を観察して楽しむアクティビティ。

ダイビングの中でも、スキューバダイビングは危機管理能力や経験値が必要とされるため、ライセンスが必須となります。

スキンダイビングやシュノーケリングはライセンス不要で楽しめるため、初めての人でも気軽に楽しめるでしょう。

スキューバダイビングの魅力について

スキューバダイビングはマリンスポーツに分類されますが、スピード感やテクニックを勝負するわけではないため、誰でも純粋に楽しめるのが魅力の一つです。 自然が好きな人にはもちろんのこと、「非日常的な体験をしてストレスを発散したい」「一生に残る思い出づくりをしたい」という人にもオススメされます!

具体的に、スキューバダイビングにはどんな魅力があるのかを紹介します!


360°広がる美しい世界を体験できる!
水中で呼吸できるスキューバダイビングなら、360°真っ青な海に囲まれた非日常的な体験ができます。 上を見ても下を見ても青い海の中を、自分で浮力を調整して海の中をふわふわと漂うことができるため、まるで空を飛んでいるかのような感覚を味わえます!

1回の平均的な潜水深度は20m前後とされており、最大40mほど潜水することも可能です。海中撮影をすることを楽しみにしているダイバーも多く、実際にその写真を見るとスキューバダイビングがより魅力的に感じるでしょう。 見たこともない新しい世界を体験できるスキューバダイビングは、若者の男女をはじめ、多くの人を虜にしています。


未知の世界を冒険しているような感覚を味わえる!
潜る海によって見える景色や生き物も違うため、お気に入りスポットを探すのもスキューバダイビングの醍醐味です。

海中には幻想的な海藻の森や、沈没船、神秘的な洞窟などが存在し、まるでRPGゲームの世界を冒険するかのように進んでいくことができます! 自然がつくった芸術的な景色を海の中で見られることに、他にはない感動を覚えるでしょう。

初心者がスキューバダイビングを楽しむ方法

スキューバダイビングをゼロから楽しみたい場合、以下の2つの方法があります。

①体験ダイビングに参加する
②スクールでライセンスを取得する

それぞれの方法をわかりやすく説明しますので、ダイビングを初体験してみたい人も、スキューバダイビングを本格的に始めたい人も参考にしてみてください!


体験ダイビングでスキューバダイビングを疑似体験しよう!
「まずは、一度ダイビングを経験してみたい!」という人にオススメされるのが体験ダイビングです。 旅行会社やダイバーショップが開催している「体験ダイビング」では、プールや穏やかな海況で最大深度6〜12mくらいのスキューバダイビングを疑似体験できます。

最初に、映像やフリップを使った簡単な案内があり、その後、ダイビングの基本ルールや器材の取扱方法、水中での楽しみ方などが説明されます。

体験ダイビングでは、実際にスクーバ器材を背負って浅めの深度で水中に潜ることができ、「水中でどのように動けるか、どのようにして楽しめるか」を体験できます。 浅い深度での体験とはいえ、不安や緊張を覚える人もいますが、インストラクターがついているので安心です。

体験ダイビングでは、ウエットスーツのレンタルが含まれる場合があります。その場合、ガイドがウェットスーツ・ブーツなどを準備してくれるため、参加者全員の「身長」「体重」「足のサイズ」「視力」「メガネorコンタクト使用の有無」などを事前に伝えておきましょう!


本格的にダイビングを楽しむならライセンスを取得しよう!
体験ダイビングを経験した人や、泳ぎに自信がある人は、ダイバーとして世界中の海を潜れるようになるライセンス取得を目指してみましょう。 ライセンスは、ダイビングスクールに通ってインストラクターから講習を受けることで取得可能です。

具体的には、一番初級のライセンスを取得できる「オープン・ウォーター・ダイバー・コース」から修了する必要があります。このコースでは、潜水計画〜海況の判断力に加え、ダイビングを安全に楽しむための専門知識やスキル、トラブルの回避方法などを習得可能です。

オープン・ウォーター・ダイバー・コースを修了することで正式にダイバーとして認められ、スキューバダイビングができる認定カード(ライセンス)が発行される流れになります。 認定カードはCカードと呼ばれ、ダイビングの種類や目的に合わせて複数の種類があります。ダイバーとしてスキルアップをして、いろんな場所や環境の海を潜ってみたい人は、「オープン・ウォーター・ダイバー・コース」以外もチェックしてみてください。


スキューバダイビングで人気の国内の海を紹介
スキューバダイビングは、国内のさまざまな海で楽しまれており、海によって景色や地形などの環境が異なります。

国内でとくに人気の高い海は、以下などが挙げられます。

  • 宮古島/石垣島/沖縄本島/(沖縄県)
  • 坊津(鹿児島県)
  • 足摺岬(高知県)
  • 串本(和歌山県)
  • 隠岐島(島根県)
  • 竹野浜海水浴場/猫崎半島(兵庫県)
  • 高麗曾根(長崎県)
  • 千葉房総半島(千葉県)
  • 江ノ島/三浦半島(神奈川県)
  • 式根島/小笠原諸島(東京都)
スキューバダイビングは夏場だけのマリンレジャーと思われがちですが、沖縄であればオールシーズン楽しむことができます!

スキューバダイビングのライセンス取得ツアーに参加しよう!

スキューバダイビングを本格的に楽しみたい人は、ライセンス(Cカード)取得ツアーに参加するのがオススメです。 旅行会社やダイバーショップでは、ダイビングライセンスの一番初級となる「オープン・ウォーター・ダイバー・コース」の講習を受けられるツアーが用意されています。

正式なダイバーとなり、世界中の海でスキューバダイビングを楽しみたい人に向けて、ライセンス取得ツアーの内容や申込までの流れ、料金相場などを紹介していきます。


ライセンス取得ツアーの流れを把握しよう!
ライセンス取得ツアーは、学科講習と限定水域での実習ダイブが行われるため、2日間にかけてツアーが組まれるのが一般的です。 一般的なライセンス取得ツアーの流れは以下のようになります。

ー1日目ー

  1. 集合場所でガイドや参加者と合流する
  2. ツアーの流れを説明された後、資料や教材動画を使った学科講習を受ける
  3. 安全が確保されたプールでダイビングに必要なスキルを身につける
  4. 波が穏やかな海に移動して海洋実習ダイブを行う
ー2日目ー

  1. より実践的な海洋実習ダイブで必要なスキルを全て身につける
  2. 必要な申請を行ってライセンスを取得する
「オープン・ウォーター・ダイバー」のライセンスは、必須講習と実習を受けることで取得可能となります。怪我や体調不良などのトラブルがない限り、基本的にはライセンスを取得して帰れますので安心してください。


ライセンス取得ツアーの料金相場は?
スクールやダイバーショップによって料金設定は異なりますが、一般的に50,000円〜80,000円でライセンスを取得できます。 最低でも2日間以上かかるツアーとなりますので、ある程度の費用が必要になることを把握しておきましょう。 ライセンスを取得した後は、正式にダイバーとして国内・海外の海でスキューバダイビングを満喫できます!

体験ダイビングに挑戦して「いろんな海の美しさを肌で体験したい!」と感じた人も、ライセンス取得ツアーへの参加を検討してみましょう!


海外でのライセンス取得はインストラクターの日本語力に注目!
海外のリゾート地を旅行する次いでに、ダイビングライセンスを取得する人も珍しくありません。 初めての海外旅行や英語力に自信の人の場合は、日本語を話せるガイドやインストラクターにサポートしてもらえるツアーを選ぶと安心です!

また、海外でのライセンス取得ツアーであれば、真冬でも温暖な地域でダイビングできるメリットがあります。


ライセンス取得ツアーに必要な準備をしよう
ライセンス取得ツアーは、現地でスキューバダイビングに必要な器材をレンタル可能です。 参加者の方で用意した方がいいアイテムには、以下のようなものが挙げられます。

  • 水着
  • タオル
  • ラッシュガード
  • 飲料水
  • 日焼け止め
  • 防水化粧ポーチ
  • コンタクトレンズ
  • 水中カメラ
女性の方は、スキンケアに必要なアイテムを準備しておくことをオススメします。水中カメラはダイビングショップでレンタルできるケースもありますが、レンタルできないと現地調達が難しいので、貴重な海中での記念写真を撮りたい場合は忘れずに準備しておきましょう!


ガイドの顔が分かるツアーなら満足度アップ!
スキューバダイビングを体験できるツアーや、ライセンスを取得できるツアーを提供する旅行会社は数多くあります。その中でもサービスの満足度が高いといわれているのが、「ガイドの顔が事前に分かる旅行会社」です!

一般的に、同行するガイドの情報はツアー情報と一緒に紹介されていますが、ガイドの顔写真や性格まで載っている旅行会社なら、サービスの信頼度が一気に増します。

ツアー参加前にガイドの顔や性格を把握できると、「この人に教えてもらえるんだ!頼りがいがありそう!」といったツアー選定のプラス材料にすることができます。 経験豊富なガイドであれば、尚更サービスの質に期待できますので、ガイドの顔が分かるツアーポータルサイトでライセンス取得ツアーを探すのがオススメです!

スキューバダイビングをする前に知っておきたいQ&A

最後に、スキューバダイビングや体験ダイビングに関して、よくある質問と回答を紹介していきますので、当てはまるものがあれば参考にしてみてください。


泳げなくてもダイビングを楽しめますか?
スキューバダイビングは、クロールや平泳ぎのような息継ぎをする必要がなく、足に水かきの役割をするフィンを装着するので泳ぎが苦手な人でも十分に楽しめます。 ただし、水に対して恐怖がある場合、ある程度水慣れしてから体験ダイビングへの参加を検討しましょう。


子どもといっしょに体験ダイビングに参加できますか?
スキューバダイビングに年齢制限はありませんが、お子さんが体験する場合は10歳以上が推奨されます。体験ダイビングの種類によっては参加できない年齢もあるため、かならず事前に確認しましょう。
また、60歳以上の高齢の方は、病歴診断書が必須となります。医師の診察を経て、ダイビングしても問題ないと判断されない限り、参加させないようにしてください。


1日に何度もダイビングできますか?
1日で行うダイビングの回数は、自分の体力と相談して決めましょう。女性や子どもなど、体力に自信がない人は1日1回、多くても2回までが推奨されます。 ダイビングに慣れている人や体力に自信のある人なら、1日2回以上でも無理のない程度なら可能です。


生理中もダイビングはできますか?
生理中でもダイビングが体にもたらす影響はありませんので、安心してください。生理用品の使用でダイビングを楽しめます。 ただし、腹痛や腰痛がある場合は、ダイビングを控えるようにしましょう。


遠方や海外でダイビングするときに注意点はありますか?
移動手段が飛行機の場合、搭乗からダイビングまで最低でも18時間〜24時間以上の間隔を空ける必要があります。 体から完全に窒素が排出された状態で飛行機に乗らないと、減圧症が起こる可能性があるため、くれぐれも気をつけてダイビングを計画してください。

まとめ

スキューバダイビングは、水中呼吸装置を使って海中を自由に散歩できる人気のマリンレジャーです。 本格的にスキューバダイビングをしたい場合、Cカードと呼ばれるライセンスが必要になりますが、インストラクターと同伴であればライセンスなしでも体験ダイビングを楽しめます。

「将来的にスキューバダイビングのライセンスを取ってみたい」「ダイビングがどんなものなのか体験してみたい」という方は、旅行会社のツアーポータルサイトでライセンス取得ツアーや体験ダイビングツアーを探してみましょう。

ガイドの顔が事前に分かるツアーポータルサイトでツアーを選ぶことで、サービスの質と満足度の高さに期待できます。 経験豊富なガイドがサポートくれる安心安全のライセンス取得ツアーで、ダイバーとしての第一歩を踏み出してみましょう!

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