体験ダイビングとは?はじめての楽しみ方!

体験ダイビングとは?

体験ダイビングは、ダイビング専用器材を装着して、ガイドのサポート付きでダイビングを体験できるウォーターアクティビティです。
体験できる場所は海やダイビングプールなどで、海の場合、潮の流れが穏やかなで比較的安全な場所が選ばれます。
旅行会社やダイバーショップが主体となって体験ダイビングが開催されており、ダイバーライセンスを持ったガイド指導のもと、水中で息を吸いながら浮遊したり散歩したりできます!
ダイビングと聞くと初心者には難しいように感じますが、体験ダイビングなら水深が浅い安全な場所で行われるため、初めての体験でも十分に楽しむことが可能です。
ダイビング器材を装着して水中にダイブ!
体験ダイビングといえども、水中にダイブするときは本格的な器材が使用されています。
まずは、水温に合わせてウェットスーツやドライスーツを着用。そして、圧縮空気が入ったタンクを背負い、水中での呼吸を実現させるレギュレーター、マスク、シュノーケル、フィンなどをしっかり装着して水中に潜ります。
水中に潜る前に、地上で注意説明や各機材の扱い方などが十分にレクチャーされますので、その日のうちにダイビングを体験可能です。
実際に水中に潜る時間は30分〜50分が一般的で、海を泳ぐ魚や空から差し込んだ光のなかをゆっくりと散歩したりできます。
水の中をふわふわと浮いている感覚は非日常的で、360°見渡す限り広がる水の中の世界は、驚きとともに感動を覚えるでしょう!
ライセンスなしでもダイビングを体験できる!
リゾート地や観光地で体験ダイビングが人気の理由は、ライセンスや免許なしでも体験できるというところにあります。
本来、ダイビングには、民間の指導団体が発行する「Cカード」というダイビングライセンスが必要です。規定の講習と実習を受けることでCカードを取得可能でき、認定ダイバーとしてガイドなしで海を潜れるようになります。
Cカード取得をするには2日以上かかりますが、体験ダイビングはその日のうちにダイビングを体験できますので安心してください。
水深6m〜12mの未知の世界を体験できる!
ガイド付きで水中を潜る体験ダイビングは、一般的に6m〜12mほど水中に潜ることができます。
水深12mを地上で例えると、3階〜4階の建物くらいの深さがあるため、かなり深く潜れるとイメージできるでしょう。
安全を考慮して、潜れる深さを水深6m前後とするケースもありますが、水深6mでもカクレクマノミやウミガメなどの海の生き物とたくさん出会えます!
Cカードを取得した人であれば、18m〜40mくらいまで深く潜ることも可能です。Cカードには有効期限がないため、一度取得してしまえば、世界中の美しい海でダイビングを楽しめるというメリットがあります。
まずは体験ダイビングで水深6m〜12mくらいの世界を体験してみて、「もっと深く潜ってみたい!」「ガイドなしで自由に泳ぎまわりたい!」と思った時に、Cカード取得を目指してみましょう。
対象年齢は幅広く家族と一緒に楽しめる!
体験ダイビングには明確な年齢制限がなく、一般的には10歳〜60歳くらいが対象年齢とされています。
ツアーによっては、水深が浅い安全な場所で8歳の子どもでも楽しめるプランが用意されています。
また、年齢の上限を65歳までにしているツアーが多く、65歳以下でも健康面に問題がある場合は参加を控えるのがマナーです。
体験ダイビングは世界中の海を潜れる!

体験ダイビングは、安全が確認された世界中のダイビングスポットや、ダイバーショップやホテルに併設されたプールで開催されています。 体験する場所によって環境が異なりますので、体験ツアーに参加する場合は「どこで行われるか」とかならずチェックしましょう!
国内の海 | 伊豆半島や房総半島など、各地方の海の近くに体験ダイビングを開催するダイビングショップあり。シーズンは6月〜10月頃になり、日帰りで行ける海も多い。 |
国内の南の海 | 透明度が高い温かい海で、海で暮らす生き物をたくさん観察できる。沖縄ならオールシーズン体験ダイビングが楽しむことができ、ダイバーサービスも充実している。 |
海外のビーチリゾート地 | 空が溶け込むようなオーシャンブルーやエメラルドグリーンの海などで、日本とは違った海や海で暮らす生き物と出会える。国によってスタイルが異なるため、ダイバーショップ選びは重要。 |
ダイビングプール | ダイバーショップやホテルと併設されたプールで体験ダイビングができる。泳ぎが苦手な人や、いきなり海に潜るのが怖い人向け。 |
国内の海 |
伊豆半島や房総半島など、各地方の海の近くに体験ダイビングを開催するダイビングショップあり。シーズンは6月〜10月頃になり、日帰りで行ける海も多い。 |
国内の南の海 |
透明度が高い温かい海で、海で暮らす生き物をたくさん観察できる。沖縄ならオールシーズン体験ダイビングが楽しむことができ、ダイバーサービスも充実している。 |
海外のビーチリゾート地 |
空が溶け込むようなオーシャンブルーやエメラルドグリーンの海などで、日本とは違った海や海で暮らす生き物と出会える。国によってスタイルが異なるため、ダイバーショップ選びは重要。 |
ダイビングプール |
ダイバーショップやホテルと併設されたプールで体験ダイビングができる。泳ぎが苦手な人や、いきなり海に潜るのが怖い人向け。 |
初心者に向けた体験ダイビングの楽しみ方を紹介

体験ダイビング初挑戦の時に、緊張する人はたくさんいますが、丁寧にエスコートしてくれるガイドが付いているので安心です!
実際に、「とりあえず海に潜ってみたい!」という好奇心で挑戦する人も多く、一人でも家族や友人と一緒でも、充実したダイビング体験ができます。
ここからは、初心者が体験ダイビングをより楽しめる方法や、知っておきたい知識を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
水中カメラで魚たちを一緒に記念撮影をしよう!
水中での貴重な記念撮影は、体験ダイビングをするなら絶対に外せないポイントです!
タイミング次第で、海の中を悠々と泳ぐ色とりどりの魚や、なかなか目にすることができない野生のウミガメをバックに写真を残すことができます。
GoProなどの防水性を備えたカメラを持っている場合は、忘れずに持参しましょう。
水中カメラを持っていなくても、ダイビングショップやツアーのサービスでレンタルできるケースがありますので、ツアー情報をチェックしてみてください!
初心者にはビーチエントリーがオススメ!
体験ダイビングには、ビーチエントリーとボートエントリーという2種類のダイビング方法があります。
ビーチエントリーは、波打ち際から歩いて海に入っていくダイビング方法です!水深が浅い場所から徐々に深い場所に向かうため、初心者にオススメされます。
水や泳ぎが苦手な人に向いているおり、家族と一緒に手軽に楽しみたい時にもビーチエントリーが選ばれやすくなっています。
ボートエントリーなら透き通った海にダイブできる!
泳ぎが得意で水慣れしている人は、沖までボートで出て、そこから海にダイビングするボートエントリーがオススメです。
ボートエントリーの場合、視界から陸がなくなることで、より日常とはかけ離れた冒険感を味わえます。また、ビーチエントリーよりも透き通った海の中でダイビングを体験できるため、水中カメラ撮影も捗るでしょう!
ただし、足がつかない深い場所にダイブする方法となりますので、どうしても不安な場合はビーチエントリーを選ぶことをオススメします。
ダイビングスポットに悩んだら人気の海から選んでみよう!
日本国内には数多くのダイビングスポットがあるため、どこの海を選んでいいか悩んでしまう人も多いでしょう。
以下の表に、国内で人気の高いダイビングスポットを厳選してまとめましたので、悩んだ時はぜひ参考にしてください!
石垣島(沖縄県) | 日本最大のサンゴ礁が広がる超人気スポット。透き通った海の中では、マニアックな生き物と出会えるチャンスあり。 |
宮古島(沖縄県) | 国内では珍しい地形がたくさん見られるスポット。海の生き物よりも自然が生み出した地形を楽しみたい人にオススメ。 |
沖縄本島(沖縄県) | 初心者からベテランまで、幅広い層に選ばれている定番スポット。カラフルな魚とサンゴに恵まれ、沈船や珍しい地形に出会えることも。 |
小笠原諸島(東京都) | 関東で大人気のスポットで、国内でも有数の透明度を誇る。運が良ければマッコウクジラやイルカに出会える。 |
城ヶ島(神奈川) | ウミウシやカエルアンコウなど、面白い生き物に会えるスポット。都内から車で90分という好アクセスも人気の理由。 |
青海島(山口県) | 青の洞窟、光のトンネルなどの絶景があり、透明度も沖縄に匹敵するくらい高い。コバルトツツボヤやダンゴウオなどに出会えるチャンスあり。 |
柏島(高知県) | 四国の人気ダイビングスポット。ダイビングで出会える生き物の種類は約1,000種類と国内屈指。 |
石垣島(沖縄県) |
日本最大のサンゴ礁が広がる超人気スポット。透き通った海の中では、マニアックな生き物と出会えるチャンスあり。 |
宮古島(沖縄県) |
国内では珍しい地形がたくさん見られるスポット。海の生き物よりも自然が生み出した地形を楽しみたい人にオススメ。 |
沖縄本島(沖縄県) |
初心者からベテランまで、幅広い層に選ばれている定番スポット。カラフルな魚とサンゴに恵まれ、沈船や珍しい地形に出会えることも。 |
小笠原諸島(東京都) |
関東で大人気のスポットで、国内でも有数の透明度を誇る。運が良ければマッコウクジラやイルカに出会える。 |
城ヶ島(神奈川) |
ウミウシやカエルアンコウなど、面白い生き物に会えるスポット。都内から車で90分という好アクセスも人気の理由。 |
青海島(山口県) |
青の洞窟、光のトンネルなどの絶景があり、透明度も沖縄に匹敵するくらい高い。コバルトツツボヤやダンゴウオなどに出会えるチャンスあり。 |
柏島(高知県) |
四国の人気ダイビングスポット。ダイビングで出会える生き物の種類は約1,000種類と国内屈指。 |
体験ダイビングツアーなら初めての人でも安心!

体験ダイビングは、旅行会社のツアーやダイビングショップを通じて参加可能です。
初めての人にオススメなのが、経験豊富なガイドによる丁寧なサポートがある旅行会社の体験ダイビングツアーです!
体験ダイビングツアー申込方法や内容、料金相場などを紹介するので、興味のある方は参考にしてください!
体験ダイビングツアーの申込方法は簡単!
インターネットで体験ダイビングを申込する場合、以下のような簡単なステップで進行します。
- 旅行会社のWebサイトでお気に入りのツアーを探す
- 参加したいツアーの申込フォームから予約リクエストをする
- 予約完了後、料金を支払う
- 各種案内や届き、当日を待つ
体験ダイビングに必要な準備をしよう!
ダイビング器材は現地ですべてレンタルできますが、以下のようなアイテムは基本的に持参することになります。
- 水着
- タオル
- ラッシュガード
- 飲料水
- 日焼け止め
- 防水化粧ポーチ
- コンタクトレンズ
- 水中カメラ
ウエットスーツがレンタルに含まれるツアーでは、ガイドが事前に参加者に合ったサイズのウェットスーツやブーツなどを準備してくれます。そのため、参加者全員の「身長と体重」「足のサイズ」「視力」「メガネ、もしくはコンタクト使用の有無」を忘れずに伝えておくようにしましょう!
集合場所に行けばあとはガイド任せでもOK!
ツアー予約完了後は、当日集合場所に行くだけでガイドが丁寧にエスコートしてくれます。 必要な準備をしておけば、とくに覚えておくことなどはないため、気軽に参加できるのが大きなメリットです!
体験ダイビングツアー当時の流れを簡単にまとめましたのでご覧ください。
- 集合場所でガイドと合流してバスや車で現地(ダイビングショップ)に移動する
- ダイビングショップで注意事項やダイビング器材の説明を受ける
- 着替えた後、みんなで記念撮影をする
- 海に移動して、足の付く場所でダイビングのレクチャーを受ける
- 30分〜50分くらいのダイビングや水中撮影を満喫する
- ダイビングショップに戻り、着替えて自由解散
体験ダイビングの料金相場はどのくらい?
ダイビングスポットや体験時間によって料金が異なりますが、大体11,000円〜22,000円の範囲で体験ダイビングを楽しめます。 ツアーによっては、ランチや水中カメラのレンタルサービスなどが付帯するので、申込前にどのくらい充実しているかチェックしましょう。
ガイドの顔が事前に分かる体験ツアー参加がオススメ!

体験ダイビングは、観光地やリゾートで大人気のウォーターアクティビティのため、たくさんの旅行会社がツアー参加者を募っています。
どのツアーを選んでいいか分からない人は、Webサイトでガイドの顔とプロフィールが事前に分かるツアーを選ぶのがオススメです。
顔が事前に分かることで当日の緊張感がほぐれ、初めての体験ダイビングにもリラックスして臨めるでしょう。また、ガイドのプロフィール情報が充実している旅行会社であれば、そのガイドの性格や、経験豊富な人であるかどうかを把握できます。
ガイドのサービスの質は、ツアーの成功の鍵を握っています。充実した体験にしたい場合は、旅行会社選びに力を入れて、ガイドの顔が事前に分かるポータルサイトなどを利用しましょう!