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ラフティングの服装!格安のパックラフト!

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更新日:2022/01/01
Higaeri 編集部

水しぶきを浴びながら、川下りを思いっきり楽しめる「ラフティング」と「パックラフト」は、人気のウォーターアクティビティです!大自然の中で、マイナスイオンをたっぷり吸いながら楽しめるのがウォーターアクティビティの醍醐味ですが、「初めて挑戦するのは不安」「そもそもラフティングとパックラフトの違いが分からない」という人も多いのではないでしょうか。


本記事では、ラフティングとパックラフトの違いや、特徴をわかりやすく解説した後、初心者の楽しみ方や必要な準備などを紹介していきます!

ラフティングとパックラフトの違いとは

ラフティングとパックラフトに共通しているのは、ゴムボートに乗って湖沼や河川などを移動するという点です。 明確な違いはボートの形状にあり、ラフティングは一般的に4人〜10人乗り、パックラフトは一人乗りというところです。

複数名で乗るラフティングの場合は、基本的にガイド1名が乗船してサポートしてくれます。一方で、パックラフトは一人で乗船して、近くにいるガイドの先導やフォローに従って操縦します。

水を浴びながら、自分の手でボートを漕いで進む感覚はドキドキ感とスリル感が満載! 体験エリアによっては、子どもや女性でも存分に楽しめますので、観光地では人気のアクティビティとされています。

ラフティングの特徴を解説

ラフティングは、ゴムボートで激流を下るレジャースポーツとして、19世紀〜20世紀前半に誕生しました。 発祥地は米国のコロラド川といわれており、その当時は木製ボードで急流下りを楽しんでいたそうです。

日本でラフティングが浸透し始めたのは、第二次世界大戦が終わってからになります。一部の大学の探検部を中心に楽しまれてきたラフティングでしたが、1977年に「第1回日本リバーベンチャー選手権」の競技として取り扱われ、そこから徐々に有名になっていったのです! 今では、観光地の人気レジャーや授業の一環として取り入れられるほど知名度が高くなったラフティングですが、どのような特徴があるのかを紹介していきます。


ラフトというボートに複数名で乗って楽しむ!
「ラフト」とは、ラフティングに使われている特殊強化素材のゴムボートのことで、日本語に訳すと「いかだ」という意味になります。 一般的に4人〜10人で乗るラフトは、長さ約4m・幅約2mで、素材にはPVC製やハイパロンといった強度の高い生地が使用されています。

激流を下りの中で岩肌をこすっても破れたりしない強度があり、万が一破れたとしても、気室が分かれているため、沈没することはありません。 また、かならずライフジャケットを装着して乗船しますので、大人数でも安全に楽しめる設計になっています!


ラフティングには3種類の楽しみ方がある!
ラフティングは「コマーシャルラフティング」「個人向けラフティング」「レースラフティング」といった3種類の楽し方があります。 以下は、それぞれの特徴を簡単にまとめたものです!

コマーシャルラフティング ツアー向けのラフティングで、ガイドが同乗してサポートしてくれる。ガイドの指示に従ってボートを漕いだり、掛け声をあげて一体感と達成感を楽しむ。
個人向けラフティング 自前のラフトを用意して、自由に川などでラフティングを楽しむスタイル。大学の探検部や愛好家の楽しみ方で、準備には相当な費用がかかる。
レースラフティング チームで激流を下るタイムを競う。6人乗り部門と4人乗り部門があり、世界ラフティング協会のルールに準じて大会が行われている。
コマーシャルラフティング
ツアー向けのラフティングで、ガイドが同乗してサポートしてくれる。ガイドの指示に従ってボートを漕いだり、掛け声をあげて一体感と達成感を楽しむ。
個人向けラフティング
自前のラフトを用意して、自由に川などでラフティングを楽しむスタイル。大学の探検部や愛好家の楽しみ方で、準備には相当な費用がかかる。
レースラフティング
チームで激流を下るタイムを競う。6人乗り部門と4人乗り部門があり、世界ラフティング協会のルールに準じて大会が行われている。

レジャーとして楽しみたい場合は、現地に行けばラフトやライフジャケットが用意されているコマーシャルラフティングが選ばれます。 競技向けのレースラフティングは、相当な技術と訓練、チームワークが必要になり、本格的なウォータースポーツとして扱われています。

パックラフトの特徴を解説

一人乗りで楽しむパックラフトは、ラフティングよりもスリリングな川下りを体験できます!

パックラフトの歴史は1800年代前半まで遡ります。当時、道路がないアラスカの原野を旅する際、湖沼や河川を横切る手段として、英国海軍中尉のピーター・ハケットが開発したゴムボートが由来とされています。 その後、ディク・グリフィスという人物が、パックラフトでメキシコのカッパー・キャニオンの下降を成し遂げて有用性を証明!

日本では、川下りのガイドカンパニーである「サニーエモーション」が、パックラフト普及に大きく貢献しました。2017年6月には、日本初となるパックラフトのラウンドアップ・イベントが開催され、信州・安曇野に全国各地からパックラフターが集まり話題となりました!

そんなパックラフトの特徴を、わかりやすく紹介していきます!


一人で乗って軽量ボートに乗ってドキドキ感を味わう!
一人乗りのパックラフトは、ラフティングよりも激しい波の揺れを体験できるので、よりドキドキ感とスリル感が増します! 一人でボートを漕ぐため、パドリングやコントロールの技術が必要ですが、ガイド付きのツアーであれば事前にレクチャーしてもらえます。実際に川下りをする際には、ガイドが近くでサポートしてくれるため、初心者でも心配はありません!

パックラフトのゴムボートは、持ち運びしやすいようにコンパクトかつ軽量なのが特徴です。本体のサイズは2.5kg未満で設計されていることが多く、パドルや専門用具を含めても7kg以下に抑えられます。膨らませる時間は数分程度で、膨らませた状態で持ち運ぶことも容易です。 ラフティングより個人で楽しみやすいウォーターアクティビティですが、安全面を考えて、まずは経験者やガイドのサポート付きで始めるのが基本です!


パックラフトはモデルによって特徴が異なる!
パックラフトは大きく分けて、「オープンデッキ」「ノーマル+スプレーデッキ」「セルフベイラー」「軽量タイプ」といった4種類のモデルがあります。 以下は、それぞれのモデルの特徴をまとめたものです!

オープンデッキ のんびり川下りを楽しみたい場合に適しているモデル。
ノーマル+スプレーデッキ ラフト内の水の侵入を防ぐカバーが付いた、激流下り向けのモデル。水に落ちた場合、スプレーデッキを取り外す必要があるため、上級者向け。
セルフベイラー 自動排水機能を備えたモデル。ラフト内に水が侵入しても、効率よく排出できるため、激流をガンガン下りたい場合に適している。
軽量タイプ 生地を薄くして、持ち運びに特化させたモデル。2気室タイプを選ぶことで、バーストした際の沈没を抑えられる。
オープンデッキ
のんびり川下りを楽しみたい場合に適しているモデル。
ノーマル+スプレーデッキ
ラフト内の水の侵入を防ぐカバーが付いた、激流下り向けのモデル。水に落ちた場合、スプレーデッキを取り外す必要があるため、上級者向け。
セルフベイラー
自動排水機能を備えたモデル。ラフト内に水が侵入しても、効率よく排出できるため、激流をガンガン下りたい場合に適している。
軽量タイプ
生地を薄くして、持ち運びに特化させたモデル。2気室タイプを選ぶことで、バーストした際の沈没を抑えられる。

川や森の景色をできるだけ楽しみたい場合は、オープンデッキタイプがオススメです。激しい川の流れの中で、スリリングな体験を味わいたい場合には高機能のセルフベイラーが推奨されます。 初心者の場合は、パックラフト体験ツアーに参加すれば安全性が高いラフトに気楽に乗ることができます!

初心者は体験ツアーに参加するのがオススメ!

ラフティングやパックラフトを始めるのは大変そうに見えますが、体験ツアーなら初体験でも思う存分楽しむことができるでしょう。 旅行会社などが企画している体験ツアーでは、参加費用を支払うことで経験豊かなガイド付きでラフティングやパックラフトを体験できます。 具体的なツアーの内容や流れなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!


ガイドが楽しみ方を丁寧に教えてくれる!
体験ツアーなら、現地に行くだけでガイドの案内に従ってラフティング・パックラフトを楽しめます。 現地では、体験に必要なドライスーツやライフジャケットなどがレンタルされた後、安全講習が行われます。ボートの乗り方やパドリングのコツ、注意点などが十分にレクチャーされた後、実際にボートに乗って操縦開始です。

ラフティングの場合、4名〜9名の参加者が同じボートに乗り、ガイドも同乗して一緒に漕いでいきます。川下りの場合、コースによって水流が激しいエリアなどもあり、みんなで声をかけながら力を合わせて漕ぎ進めてゴールを目指す流れです。

パックラフトの場合、ガイドが参加者をいつでもサポートできる位置にいますので、一人でも安心して川や湖沼での操縦を楽しめます。

ゴールして着替えを終えた後、体験中の動画や写真をみんなで鑑賞できます。夕方になる前に自由解散になるのが一般的で、その後は、食事や温泉などを個人的に楽しみましょう! 3時間くらいの半日ツアーの場合、ボートに乗っている時間は1時間〜1時間半くらいになります。


体験ツアーの申込から体験までの流れ!
ラフティング・パックラフト体験ツアーに実際に参加する場合、一般的に以下のような流れになります。

  1. Webサイトで気になるツアーを探す
  2. 希望日にツアーの予約リクエストをする
  3. 申込に必要な個人情報などを送信する
  4. 予約が完了したら、サービス料金を支払う
  5. 集合場所でガイドと合流する
  6. 現地についたら体験の準備をする
  7. 注意事項の説明を受けてからパドリングの練習をする
  8. 実際にラフトに乗って体験開始
ツアーによって流れが異なる部分もありますが、必要な準備をして集合場所に行くだけなので体験までスムーズに進めます!


料金相場はどのくらい?
3時間程度の半日ツアーの場合、5,000円〜7,000円くらいでラフティングやパックラフトを体験できます!

6時間を超える長時間のツアーの場合、たっぷり遊べる時間が設けられている分、料金は10,000円前後になると想定しておきましょう。


体験ツアーに必要な準備は?
ラフトや専門用具は現地で準備されていますので、参加者は以下のようなものが必要になります。

  • 水着
  • ラッシュガード
  • 帽子
  • 濡れてもいいTシャツや短パン
  • 濡れてもいい靴
  • 日焼け止め
  • 防水カメラ
  • 防水ポーチ
旅の思い出を形に残したい場合にオススメなアイテムが「防水カメラ」です!ただし、水中に落下させないようにストラップをつけるなどの対策はしておきましょう。 ツアーによって必要な準備が異なりますので、当日までにかならず確認しましょう。

初心者が失敗しない体験ツアーの選び方!

ラフティングやパックラフトの初体験は、ガイド付きの体験ツアーがオススメです! どのツアーを選んでいいか悩んでいる人に、初めての体験ツアー選びで失敗しないポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


自分に合った体験ツアーを選べる!
ラフティングやパックラフトなどのウォーターアクティビティは、体験コースによって難易度が異なります。 水流が穏やかな川や、湖や沼などの静水で楽しめるツアーが初心者にはオススメです!また、体験エリアによって環境が違いますので、Webサイトに現地の写真が複数掲載されているかどうかもポイントとなります。 どんなツアーがあるのかじっくり選定したい人は、全国各地のツアー情報が集約されたポータルサイトをチェックしてみましょう。


経験豊富なガイドが同行してくれる!
ラフティングやパックラフト体験において、経験豊富なガイドが同行することでより充実したツアーになるでしょう。 参加者を配慮した丁寧な案内はもちろんのこと、初心者に対するラフティングやパックラフトのレクチャーに慣れているガイドであれば、リラックスして体験に臨めます! 初めての体験は誰でも不安になるものですので、頼れるガイドが付いてくれるかどうかを選定のポイントにしましょう。


ガイドのプロフィールを見て選べる!
「経験豊富なガイドを選ぶにはどうしたらいいのか?」

その答えは、「ガイドのプロフィールを掲載している旅行会社のツアーを選ぶ」です!

旅行会社によっては、ツアー申込時にガイドの性格や特徴、これまでの経歴などが詳細に紹介されています。ガイドの顔写真が掲載されていれば、初対面時の緊張もきっとほぐれるでしょう! 初めてのラフティングやパックラフト体験を成功させたいなら、ガイドのプロフィール情報が充実しており、尚且、顔つきで紹介している旅行会社のツアーから選びましょう!

まとめ

水しぶきを浴びながら爽快に川下りする「ラフティング」と「パックラフト」は、子どもや女性でも楽しめるウォーターアクティビティです。

仲間や家族と一緒に楽しみたい場合は、最大10名くらいまで乗れるラフティングがオススメです。一人でより激しい水流を突き進みたい場合は、パックラフトがその望みを叶えてくれます。

どちらも人気のウォーターアクティビティのため、数あるツアー選びに悩んでしまうでしょう。そんな時は、ガイドの顔やプロフィールを事前に把握できるポータルサイトを利用して、興味をそそる体験ツアーを探してみましょう!

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